ループイフダンB15(米ドル円)は実際どのような感じで稼働するか。

昨日の記事に書いたとおり、ある程度のリスク覚悟で始めたループイフダンの米ドル15pips(買い)。慎重派の方には決してオススメできない仕掛けであり、多少心臓に悪い展開になることもありますが、今のところ順調に利益を積み上げてくれています(とはいえ、まだ正味1ヶ月ですが)。

12月は252回の利食い

2016年12月は、後半にクリスマス・年末休暇がありますし、最終週は取引日であっても極端に薄商いだったりと他の月と全く同じ条件ではありませんが、一応、外国為替市場の稼働日は21日ありました。この間、B15(USD/JPY)が利食いした回数は252回。1日あたりちょうど12回でした。FXはほぼ24時間動いていますので、平均すると2時間に1回くらい利食いするイメージですね。


率直な感想としては、事前に想像したほど頻繁という感じでもありません。確かに、それまで稼働させていた豪ドル40pips幅や米ドル50pips幅に比べれば頻度ははるかに高いのですが、うーん、こんなものかな、という感じです。実際には規則正しく2時間に1回利食いする訳ではありませんから、半日まったく利食いがないことなんかもあり、そういう時は、こんなに値幅が狭いのになー…などと逆に不満に感じてしまうこともありました。


また、12月はドル円でも引き続き荒っぽい値動きをしていましたから、何の前触れもなく2円くらい値を下げることも珍しくなく、そうなると13以上のポジションを持つことになり、他の仕掛けのポジションも合わせると、20本以上のポジションがツール上にズラリと並ぶことになるので、精神的にはややキツイという方が印象に残っています。

肝心の利益は37,150円

12月にB15(USD/JPY)が生み出した利益は、37,150円(スワップポイントを含む)でした。同じ口座で他の仕掛けも動かしており、元となる資金の考え方が難しいのですが、仮に当時口座に入金していた全額(60万円)を分母として利益率を計算すれば、月利6.19%。単純に12(ヶ月)を掛けると445,800円(年利74.3%)の運用益となります。


リスクと比較して、この収益率を高いと感じるか、低いと感じるかは個人の価値観によるところが大きいと思いますが、この仕掛けの性質上、ドル円に10円以上のドローダウンが起こった場合は数万円単位の損切りを余儀なくされるということを考えると、現状の地合いだから魅力的ではあるものの、決して中長期的に稼働させるようなものではないな、というのが正直なところです

値幅の大きい仕掛けと小さい仕掛けの「2階建て」がオススメ

期せずして現在の私がその状況になっているのですが、比較的低リスクな豪ドル40pipsや米ドル50pipsなど、中長期的に稼働させる仕掛けと、イベント的に期間限定で稼働させる米ドル15pipsを2階建てで運用させるのが良いように思います。


とはいえ、米ドル15pipsは、急なドローダウンが起こったときに急いで稼働を止めても既にかなりの数のポジションを持ってしまっていますから、含み損が少ない順から、浅めの損切りをしてしまうのが良いように思います。もうかなり含み損が大きくなってしまった上のほうのポジションは、逆に開き直ってホールドし、再び円安になるのを待つ、という戦術です。ドル円の買いスワップも上がっていますし、ポジションを合計して1万通貨程度なら、たとえ10円以上暴落しても、資金的にも精神的にも何とか耐えられるでしょう。

ハイリスクな仕掛けは「使わないで済むなら使わない」

ループイフダンは、米ドル100pipsや豪ドル80pipsというかなり低リスクな仕掛けであっても、年間で見ればきちんと10%程度の運用益を出してくれるという実績がありますから、その程度で十分と考える方は、米ドル15pipsはまったく手を出す必要がない仕掛けだと思います。複利を考慮すれば、10年後には30万円の資金が80万円程度にはなっているはずです。


私の場合は、30万円の資金を1年後に33万円にすることにはあまり魅力を感じませんし、せっかく自動売買を始めたのだから、その成果をとことん体験したいという好奇心が優先するような性格なので、とりあえずこのようなスタイルに落ち着いています。もし失敗して大損しても隠さずに公開していきますので(多くのFXブログはだいたい大損すると終わってしまいます)、人柱として観察していただければ、私も嬉しく思います。

4 件のコメント

  • はじめまして。
    FX歴は長いのですがあまり大きな利益を出すことはできていません。いえ、FXのみだとかなりマイナスです。 ループイフダンは私も使っていて去年は3か月ぐらいで6万ぐらいの利益が出ました。
    豪ドル円B80でやっていたのですが豪ドル円が85円付近で高値かなと思い中止しました。

    今回は資金100万で米ドル円B100(30本)と豪ドル円B80(30本)を1000通貨単位でやろうと思うのですが勝算はあると思われるでしょうか?

    また、もっとこの方法があるのでは?というものがあったら教えてもらえると幸いです。

    ps もちろん実行するときは自己責任で行いますので意見をしてもらえると助かります。

    • クロスパールさん、コメントありがとうございます。
      「勝算」の定義によるとは思いますが、仮に「元本割れリスクがほとんどない」「年15%程度の利益が得られる」というあたりに「勝ち」を設定すれば、おっしゃっているプランは、ほぼ確実に勝てるのではないかと思います。
      米ドル円B100(30本)は米ドル30円(現在レートで1米ドル87円くらい)のドローダウン、豪ドル円B80(30本)は豪ドル円24円(現在レートで1豪ドル61円くらい)のドローダウンまで損切りしない仕掛けですから、どちらも過去最安値に近く、リーマンショック級の危機が起こらないかぎりは、ほったらかしでも大丈夫そうです。もしリーマンショックがもう一度起こっても、実際には数時間でそこまで為替が動く訳ではないので、ループイフダンを止めれば損失はかなり抑えられると思いますし、立ててしまったポジションについては、いずれの通貨ペアもある程度のスワップが付与されるので、含み損に耐えて為替が戻るのを待つ戦術もあるかと思います。
      また、記事のとおりになりますが、私ならこの2本の仕掛けに加えて、短期勝負で米ドル円B15、または新しく扱いが始まるユーロ米ドルS20を動かすと思います。こちらは、地合いが怪しくなったらスパッと撤退です。
      クロスパールさんはFXで過去に損失を出されているということで、かなり慎重でいらっしゃるのは私も背景が似ていて、できればFXには二度と手を出したくないと思っていました。しかし、日本円中心の生活をする以上は投資のバリエーションがそれほどないのも現実なので、過去の失敗を経験として活かして投資ができないものかということでたどり着いたのが、ループイフダンでした。運用は今のところうまく行っていますが、私はクロスパールさんのプランよりかなりリスクをとっていますので、今後記事にする予定の運用成績なども、ご自身の運用の参考にしていただけると嬉しいです。

  • 早速の返信ありがとうございます。
    私の勝算の定義は年率5~10%程度です。

    私もM2Jのトラリピをしているときは多くの通貨を仕掛けていて逃げ遅れてしまいました。その後はずっと低レバレッジで運用するようにしています。

    またちょとはちゃりんちゃりんというキャッシュフローがある方が気持ち的に楽しいのでやってみようかと思っています。

    また見に来ますね! 更新楽しみにしています。

    • クロスパールさん、ありがとうございます。
      投資は、ちゃりんちゃりんと実感があるのも大切な要素ですよね。
      クロスパールさんのブログも拝見しました。
      私のほうもまたおじゃましたいと思います。
      今後とも宜しくお願いいたしますm(_ _)m

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    ABOUTこの記事をかいた人

    そうたろう

    FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在、事業の失敗で背負った借金をせっせと返済しながらひっそりとフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。