トランプ新大統領の政策が次々打ち出されていますが、株も為替も、不気味な落ち着きを見せています。
24日〜25日午後の為替
米ドル円
24日朝から25日午後までの米ドル円15分足です。ややドル高に戻っていますが、このまま115円を突破するような材料は今のところなさそうです。トランプ大統領がもともとドル高容認でないことに加え、ムニューチン次期財務長官のドル高牽制発言により、上値が抑えられている状況でしょう。
豪ドル米ドル、豪ドル円
24日朝から25日午後までの豪ドル米ドル(上)豪ドル円(下)15分足です。25日朝発表のオーストラリア四半期消費者物価指数が予想を下回ったことから豪ドルが売られ、現在も戻していません。クロス通貨である豪ドル円が米ドル円要因以外でこれだけ値動きするのは久しぶりですね。対円で1円ほど下がっていますので、昨日ご紹介したループイフダン豪ドル円B80を始めるタイミングとしては、さらに良いかもしれません。
ループイフダン米ドルS15
米ドル円ショートの恐怖
さすがに米ドル円の天井が見えてきたところで、1月12日にループイフダン米ドル円B15をストップして以降収益率が下がっているループイフダンのストラテジーを変更し、これまでの米ドル円B50と豪ドル円B40はそのままに、米ドル円S15を稼働スタートさせることにしました。それほどボラタイルでない中、既に5回利食いしていますので、まずまずの滑り出しかと思います。
本当は、ショートは怖いんですよね。昨年11月からの米ドル円上昇で、値ごろ感からショートを入れて損失を出した方を何人も見ているので、同じ轍は踏みたくないものです。含み損には耐えるとしても、米ドルの利上げが予定されているので、マイナススワップ地獄も怖いですしね。ですから、今回の米ドル円S15も、米ドル円レートが115円台に達したら、基本的には稼働をストップして、ポジションは浅めの損切りをしていくつもりでいます。
金融危機への備えかた
金融危機は、想像もしない形で、また必ずやってきます。値幅の広いループイフダンでドローダウンのリスクに備えるというリスクマネジメントがある一方で、平時のうちに、さっさと利益を早く積み上げてしまうという方法もあると思うのです。米ドル円では、B50が1本あたり3,000通貨、S15が1本あたり1,000通貨の両建てになり、理論上はほぼ損益がバランスするはずですが、そのあたりの効果も検証していきたいと思っています。
多数のループイフダンを起動させるよりも手動トラップトレードか裁量の方があとあと戦略変更しやすいと考えてます。
そろそろループイフダン豪ドル円80を開始しようと思うのですがなんだか入りにくい雰囲気なんですよね。
クロスパールさん、コメントありがとうございます。
私の場合は、人柱的な意味もあって、ループイフダンでのトレードがひとつの目的化してしまっているところがありますね(笑)
変化への柔軟性ということで考えるとご指摘のとおりなので、私も豪ドル円の手動リピート発注でいろいろ試していくつもりです。
豪ドル円B80は、始めるのにそんなに悪くない次期とは考えていますが、含み損はけっこう抱える運用になりそうですよね。