「資産運用としてのふるさと納税」は本当におトクか試算しました。本日17日からドイツでG20開幕。米ドル円はやや弱含みですが、113円台前半を維持しています。

下値が意識される米ドル円

米ドル円

16日6時からの米ドル円、米10年債15分足です。2度113円を割り込みましたが、いずれも大きく下値を試すことなく113円台を回復し、17日午前は113円台なかばまで値を戻しています。米10年債利回りは2.5%を回復しましたが、米ドル円への積極的な影響は限定的になってきました。日本は3連休前で動きにくいというのはあると思いますが、またここで膠着状態が続くようだと、トレードは入りにくいですよね。

本日17日からドイツで開幕するG20では、ドイツの提案で、アメリカの要求であるところの「多国間」「ルールに基いた」貿易という文言が削除される見込みでしたが、先ほど入ったニュースでは、フランス、イギリス、イタリア、ブラジル、シンガポールなどの参加国がこれを拒否したとのことです。就任後100日のハネムーン期間ということもあり、結果的にはドイツ案どおり文言削除の方向で調整されるとは思われますが、NATO諸国の多くからも不人気というのが若干気になるところではあります。

豪ドル円、豪ドル米ドル

16日6時からの豪ドル円、豪ドル米ドル15分足です。豪ドル米ドルは0.77をつけるも安定せず下落、17日午前は0.7670あたりの推移で落ち着いています。豪ドル米ドル手動トラリピは0.7720が決済指値なので、0.77193と本当にあと一歩だったので惜しいところですが、米ドル円が弱含みなので、また値を戻していくと考えています。

ループイフダン

米ドル円の上下レート幅は60pips程度とそれほど広くなかったのですが、ところどころボラタイルな場面ではループイフダンB15/S15がしっかり利食いを繰り返してくれました。ループイフダン米ドル円B15が7回、S15が9回の利食いです。値動きとしてはB50の利食いも期待できましたが、仕掛け値幅がちょうど間に入ってしまい、残念ながら利食いなし、となっています。

ふるさと納税の「運用益」

ふるさと納税は、本当におトクなのか?

「ふるさと納税はとにかくおトク!やらなきゃ損!」みたいな風潮がありますが、実際のところはどうなのでしょう?ふるさと納税を「資産運用」として考えてみます。

いまさら言うまでもありませんが、ふるさと納税は、自治体への寄付金が当該年度の所得から寄付金として控除されるというものです。控除の対象はほとんど住民税ですから、会社員であれば特別徴収(給与からの天引き)で、ふるさと納税した翌年の6月から翌々年の5月にかけて住民税が減税されることになります。例えば、今は2017年3月ですから、2018年の6月から2019年の5月分の住民税が安くなる、ということですね。

話を単純化するために、減税となり投資元本が回収できる期間のほぼ中心である2019年1月1日に全額の利益が発生すると考えてみます。「利益」であるところのふるさと納税の返礼品は自治体によって還元率がまちまちですし、もらう側が普段どの程度の価格(割引)で購入しているかによっても変動しますが、仮に50%または70%として、それぞれ試算してみました。

ふるさと納税の自己負担2,000円は考慮していません。ふるさと納税総額が少ないほど自己負担の影響が大きくなりますのでご注意ください。控除額のめやすはふるなびが便利です。
ふるさと納税する日運用年利

(還元率50%)
運用年利

(還元率70%)
1月1日25.0%35.0%
2月1日26.11%36.55%
3月1日27.2%38.08%
4月1日28.52%39.92%
5月1日29.92%41.89%
6月1日31.52%44.13%
7月1日33.24%46.54%
8月1日35.23%49.32%
9月1日37.47%52.46%
10月1日39.93%55.91%
11月1日42.84%59.98%
12月1日46.09%64.52%
12月31日49.86%69.81%

ふるさと納税がおトクかは「人による」

結局のところ、投資をまったくしない方ならともかく、手元にある資金は必ず運用する、というスタイルの方は、対象期間について、ご自分の資産運用「利回り」(この場合複利)と、ふるさと納税の「利率」(こちらは単利)を比較しなければ、おトクかどうかは判断できません。

私の場合、当ブログでも公開しているとおりループイフダンの運用利回りだけでも、低く見積もって50〜60%程度は確保できそうですから、ふるさと納税がおトクかどうかは微妙なところです。しかし、さらに考え方を展開させて、ふるさと納税を分散投資の一部と考えれば、それはそれでアリだと思います。ふるさと納税による資産運用は確実性があり、少なくとも元本割れリスクはゼロですから、ポートフォリオの一部として考える、ということですね。

一方で、資産運用と違い、「対象期間は絶対に現金化できない」という意味で流動性がゼロになるので、考え方によってはリスクが高くなるとも言えます。

また、ふるさと納税をする時期についても、1月1日と12月31日では、当然ながら2倍近くの開きが出てくるので、運用利率を上げたいのなら、なるべく年末を狙うほうが良いと思います。ただ、年末はふるさと納税の需要が増えて、供給側である返礼品の還元率が平均的に下がることと、ほしい返礼品が品切れや締切で、結局不要なものを受け取ってしまい無駄になる、というケースも多いように思います。

試算では「運用利率」としましたが、返礼品は現金ではありませんから、程度の差はあれ必ず現金より評価が下がります。この差額(評価損)を最小限にするためには、返礼品として「ふるさと納税がなくても購入していたであろう必需品」かつ「消費期限がないか、あっても長期のもの」を選ぶことが重要です。そうすると、結局は米や調味料がやっぱり王道になってしまいそうです。普段食べもしない高級肉とかって、意外と高い買い物をしていることになるんですよね。また、当然ながら、ふるさと納税するときに適用になる各種ポイント還元や、クレジットカードによる還元もうまく活用していきたいところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

そうたろう

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。