いよいよ中国全人代が開幕しました。週明け米ドル円は114円割れです。

週明け米ドル円


先週3日金曜6時から週明けの米ドル円15分足です。先週末のFRB正副議長講演をクリアし、一時114円を割り込んで113円台に突入したものの終値で114円台を回復した米ドル円でしたが、週明けでまたあっさり113円台に下げています。114.0円に強い抵抗帯はありませんが、目先中国の国防費拡大や北朝鮮・マレーシア断交懸念などの安全保障問題を除けば円高に向かう強い材料はありませんから、今週金曜日の米雇用統計と来週のFOMCに向けて上値を試す展開になっていくものと思われます。とはいえ、テクニカルで見ると114.75円に3月3日高値、114.82円に先行スパン1、114.96円に2月16日高値と意識される材料が多いので、いきなり115円を攻める空気にはなりにくいのではないでしょうか。
以上から基本的にはドル高基調と判断していますが、記事を書いている間(6日10時頃)に113.70円近辺まで下げてきたので、裁量でロングを入れておこうと思います。さて、どうなりますか。

中国全人代開幕

さて、中国の全国人民代表大会、通称全人代が5日に開幕しました。これまで報道されているトピックとしては、

  • 17年成長目標を6.5%前後に下げ
  • 台湾・香港独立の懸念表明
  • 国防費の明言なし(1兆元突破は確実)
  • 習近平国家主席と李克強首相の確執が深まる
といったところでしょうか。国防費はトランプ大統領が拡大を明言しているので、安全保障上上げざるを得ないでしょうし、成長目標もそれなりに現実的な数字で事前予想の範囲内だったと言えます。中国の影響が大きいオーストラリア経済への影響が懸念されましたが、週明けに豪ドルは少し下げたものの、豪ドル円で86.3円前後、豪ドル米ドルで0.7585米ドル前後と、まあ調整の範囲で収まっている様子です。ただ、豪ドル米ドルのテクニカルを見ると、上下どちらに向かってもおかしくない状況なので、引き続き注意が必要です。

くりっく株365

先週、一度損切りしているのに性懲りもなく続けている日経225の売りトレードですが、先週の引け直前に売りで建てておいたポジションが寄付で5,000円/枚ほどの含み益になったので、欲張らず浅めでポンポンと利確しておきました。現物も寄付きで下がりましたが、円高も一服ムードですし、日本株も買い戻しが入るのではないかと思います。さしあたって、1万9500円を回復するかどうかで判断したいと思います。

あとは、先週の高値で全てのポジションを利確してしまったFTSE100をどこで買うか、です。今月はまだ2,000円/枚、3月も約2,300円/枚の配当が予定されているので、ちょっと強気に買っておきたいところなのですが、今のところ底が固くなかなか手を出しにくい状況です。高値掴みして大きな含み損を抱えてしまっては本末転倒ですしね。とりあえず、先ほど建てた米ドル円ロングがヨコヨコで全然つまらないので切ることにしつつ、ゆっくりとFTSE100の戦略を考えていきたいと思います。

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FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。