最近1年間の家電とコンピュータ、ベストバイ・ワーストバイをまとめてみました。

ワーストバイ

第3位 ONKYO Bluetoothスピーカー T3

こちらも、春のひかりTVショッピング祭りでタダ同然で入手したので精神的なショックはないのですが、こちらはクチコミを過信しすぎたというのがあります。あまりに音が薄っぺらい。低音を強調するよう構造上の工夫もしてあるのですが、音量を上げると余裕のないスペックすべてが露呈されて、音のバランスが崩れてしまします。

まあ、横幅15cmほどの本体ですから常識で考えれば当然だったのですが、クチコミで「良い音」「さすがONKYO」と絶賛する声もあり、出張用にと思って買いました。例えば、スマートフォンからこの音質・音量が出れば絶賛されるでしょうが、スピーカーとしてはとても評価する気になれません。

つまり、クチコミの「良い音」という前には、「このサイズのわりには」という前提があったのですね。これならノートPCとあまり変わりませんし、出張の荷物を増やすほどの意味がありません。かといって、自宅ではiMacやテレビのスピーカーのほうが音が良いですし、非常に中途半端な位置づけになってしまい、出番がありません。期待しすぎた私が悪いので、ワーストバイとはいえ3位と控えめな順位にさせていただきました。

ONKYO T3 ウェブサイト

第2位 SONY XPERIA Z5 Premium

世界初の4K搭載スマートフォンということで購入しましたが、実際に入手してみると、5.5インチの4Kには全くメリットを感じなかったというのが第一印象でした。そうなると結局、ひたすら大きくて重い(181g)だけの端末なんですよね。

また、スペックは低くないはずなのに、画像処理などでリソースに割かれいるのか、動作が非常にもっさりしており、日常的なブラウジングでも快適とは程遠い使用感でした。それから、指紋認証が不正確でまったく使い物になりません。バッテリー持ちも、Androidのアップデート後はやや改善されたものの、過去最悪のレベル。1日持ち歩くにも、常にモバイルバッテリーで充電しながら使っていました。

私の中でのスマートフォンワーストバイは、「よくこんなゴミを人からカネを取って販売したな」という意味で、FOMA時代のドコモN-06Cでこれは不動の地位でほぼ殿堂入りなのですが(その後、NECの製品はいっさい購入していません)、それに次ぐ端末としてZ5 PREMIUMを永遠に忘れないことでしょう。

SONY XPERIA Z5 Premium ウェブサイト

第1位 Apple iMac Retina4K Late2015

そして堂々の第1位は、Apple大好きの私をして、Retina iMac Late2015となりました。もう、圧倒的ダントツの1位です。美しき産業廃棄物、15万円のゴミ、雰囲気高スペ…思いつくかぎりの罵詈雑言を浴びせることに一切の躊躇を感じないほど、最悪の買い物です。窓から投げ捨てたくなることもしばしばです。

このiMacは、iMac 2010からの買い替えで2016年に新品で購入したもので、iMac 2010はとくに壊れたわけではないのですが、新しいiMacはもっと快適なのだろう、Retinaもいいな、くらいの軽い気持ちでの買い替えでした。ところが、まさかの2010年製iMacのほうがサクサク動きましたし、今でも手元にある2011年製MacBook Airのほうがかなり快適という、かなり残念な事態になっています

新しいiMac21.5inchは、購入後にHDDの交換やメモリの増設ができないとわかっていたのに、購入時にメモリを増やさず(標準8GB)、フュージョンドライブを選ばなかった私も悪いのですが、とにかく何をやっても遅い!画像の保存やファイルの読み込みなど、HDDにアクセスするたびに短くて10秒、長くて30秒くらいは平気で待たされます。累計すると、1回の作業で何分ロスしているかわかりません。それほどマシンに負担のかかる作業をしているわけでもなく、ブラウジングをしているだけでレインボーカーソルが数十秒もくるくるという状況もしょっちゅうですし、最近では、MeやVistaの頃のWindowsマシンのように、完全に動作がハングアップするような現象も出始めています。

さすがにハードかOSに不具合があるのだろうと思い、他にちょっとしたマイナートラブルもあったのでAppleに引き取り修理に出して上記の症状も伝えたのですが、「異常なし」とのことだったので、さらにびっくり。OSのクリーンインストールも試しましたが効果なく、結論としてはこういうマシンなのだという判断しかないと思います。

さすがにストレスも限界なので、ベストバイ1位のASUS E200HAで久しぶりにWindowsマシンを使ってみて、OSが以前よりかなり使いやすくなっていることを確認できましたし、このiMacは手放してWindowsのデスクトップを購入することに決めています。iMacと同じスペックのWindowsなら、半値以下で買えますからね。Appleはどんな理由であれ、ユーザーを失望させるようなブランドではないと思っていたのに、本当に残念です。

iMac (21.5-inch, Late 2015) - 技術仕様

番外編 LG 4Kテレビ 49UF7710

良いところと悪いところが極端なので、番外編とさせていただきました。

【ここが好き!】

  • 49インチ4Kとしては破格の8万9800円(当時のタイムセール)
  • Amazonビデオ、YouTube、ベルリン・フィルなどのスマートTV機能が便利
  • 画面上のカーソルを動かす「マジックリモコン」が便利

【ここはちょっと…】

  • テレビとしては使いづらい
  • HDD録画機能の動作が不安定
  • 番組表が見づらい・使いづらい
  • ほとんどの日本製のマルチリモコンがLGに対応していない

LGの4Kテレビ「49UF7710」を半年間使ってみてわかったこと。液晶パネルは秀逸。そしてマジックリモコンは布団の中から使える廃人仕様です。

2017-02-26

紹介記事にも書いたのですが、テレビをよく観る方は絶対に購入をやめておいたほうがいいLGの4Kテレビを番外編としました。私はテレビ放送をほとんど観ないので、「49インチ4Kモニター+スマートTV」のような使い方には非常に高コスパであるとオススメできますが、それでもたまにテレビを観ようとしたり、HDD録画機能を使おうとすると、どっとストレスがたまります。毎週録画がけっこうな高確率で録画されていない原因は、1年間使っても未だに謎ですし、スポーツ中継などが延長した場合、その後の録画予約を自動で繰り下げてくれないというのは、日本製と比べると10年以上遅れていると言わざるをえません。

それでも、操作感がマウスライクなマジックリモコンは便利ですし、WebOSはちょっと動作が不安定なところもありますが、AmazonビデオやYouTubeを観るのにけっこう便利です。何より、好みの問題はありますが、液晶パネルの発色の良さが日本製より優れています。LGのテレビを購入を検討する場合は、FireTV内蔵の49インチ4Kモニターを買った、テレビチューナーなんかついてたっけ?くらいの意識で使えば、ストレスは最小限に抑えられるかと思います

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。