今週(7/2〜7/6)の豪ドル円ループイフダントレード結果。豪ドルは82円台で定着できるかが注目されます。

ループイフダン豪ドル円B80

豪ドル円日足チャート(一目均衡表も表示)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。

豪ドル円日足

豪ドル円B80の今週は、新規なし、決済(利食い)5lot×2、という結果になりました(私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして合計3本=15,000通貨運用しています)。

今週は4日(水)が米国独立記念日でNY休場だったこともあり、豪ドル円はボラティリティに乏しく、一週間を通してほぼ揉み合い商状が続きました。それでもループイフダン豪ドル円B80としては、前々週に新規建てが続いたので、先週と今週で地道にそれを利食い決済していっているという状況になります。

7月6日(金)は雇用統計後になってようやく、それまで何度も跳ね返されて下落していた82円台にようやく乗せてきました。

しかし、米中貿易戦争をめぐり米国の関税が発動し、中国も報復について示唆するなど世界的に経済への悪影響に対する懸念が広がる中、中国との関係が深いオーストラリア経済に対してもリスク回避の行動がとられやすく、豪ドルはなかなか買いづらいのではないかと思われます。

ループイフダン豪ドル円B80

ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。

ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

7/2〜7/7
1万通貨

(5千通貨×2)
8,000円409円8,409円
ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

年初来
1万通貨

(5千通貨×2)
179,461円9,616円189,077円

米ドル円と豪ドル米ドル

豪ドル円は、米ドル円と豪ドル米ドルをかけ合わせた合成通貨ペアです(クロス円)

ということで、今週も米ドル円と豪ドル米ドルのチャートを見てみたいと思います。

米ドル円日足

豪ドル米ドル日足

米ドル円と豪ドル米ドルのそれぞれ日足チャート(一目均衡表)です。米ドル円は引き続き110円台なかばのレンジ取引が継続、110円も111円も攻めるような動意がまったく見られない一週間となりました。

豪ドル米ドルは、5日(木)までは0.73台のレンジから0.74にタッチして跳ね返される動きを続けましたが、6日(金)になってようやく0.74台に乗せたため、これが豪ドル円が82円台に乗せた原動力となっています。

米ドル円長期チャート

米ドル円週足

米ドル円月足

米ドル円を週足チャートで見ると、今週も110円を挟んだ値動きとなり、これで5週間にわたって同水準となっています。111円台の上値も重いのですが、110円も堅いということで、本当に膠着してしまった感があります。

今週は米国の関税発動、FOMC、雇用統計とブレイクの材料として期待されるイベントが目白押しだったのですが、それでもほとんど反応しない米ドル円は、逆に110円台鎮座への承認を強めてしまったような気がしています。

後述のとおり来週は指標も大きなものがありませんし、特に大きなイベントも予定されていません。しばらくは、米ドルは動かないことを前提に取引するしかないのかもしれませんね。

豪ドル米ドル長期チャート

豪ドル米ドル週足

豪ドル米ドル月足

豪ドル米ドルは、週足・月足とも陽線での引けとなりました。

週の安値である0.7308は、2017年5月安値の0.7327を一旦完全に下抜いていますから、来週以降は、弱くなったこの水準のサポートを下抜き、2016年12月安値0.7161を目指すシナリオも考えられます。

上述のとおり、どうしても豪ドルは買いづらい状況が続きますから、どうしてもダウンサイドリスクに投資家の目が行きがちになるのは仕方ないことなのかもしれません。

来週の動き

来週は、米・豪のみならず、大きな指標発表は予定されていません。

  • 7月11日(水)…豪Westpac消費者信頼感指数/豪住宅ローン許可件数/米MBA住宅ローン申請件数/米生産者物価指数/米卸売在庫/米週間精油在庫統計
  • 7月12日(木)…米新規失業保険申請件数/米消費者物価指数
  • 7月13日(金)…米輸入物価指数/米ミシガン大学消費者信頼感指数

他に見るとすれば、10日の中国生産者物価指数と消費者信頼感指数くらいかと思います。

指標以外では、米中貿易戦争で、既に報復の意向を表明している中国が具体的にどのような動きに出るかが注目されます。しかし、米国側の関税発動に対して為替の反応が限定的だったことを考えると、中国の報復を含めて、既に織り込まれているという見方もできそうです。

動きづらい相場が続きますが、米ドル円よりはクロス円のほうが、まだボラティリティも確保されているので、やはり豪ドル円でのループイフダンを選ぶ意味はこういう場面でも大きいような気がしています。

参考までに、年初来6月30日までのループイフダン各通貨ペアのボラティリティランキングを掲載しておきます。

順位通貨ペアボラティリティ
1英ポンド円576079.1 pips
2ユーロ円461028.5 pips
3ユーロ米ドル342964.9 pips
4豪ドル円334098.5 pips
5カナダドル円314842.8 pips
6米ドル円308456.7 pips
7NZドル円301961.6 pips
8豪ドル米ドル237619.0 pips
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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。