今週(10/1〜10/5)の豪ドル円ループイフダントレード結果。まったく良いところなく一時80円割れ、新規ポジション建てばかりの週となりました。

KOALA

今週の豪ドル円相場

豪ドル円日足チャート

豪ドル円日足チャート(一目均衡表も表示)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。

豪ドル円日足

豪ドル円日足

豪ドル円B80の今週は、先週の上昇地合いから一転、大幅下落となり、新規5lot×6、決済(利食い)5lot×1、という結果になりました(私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして合計3本=1万5000通貨運用しています)。

豪ドル円は、まったくと言って良いほど見せ場のない一週間でしたね。

豪ドル円は82円台なかばが重く反落

今週の豪ドル円の値動きを、時間足チャートで振り返ります。

10月1日(月)、今週の豪ドル円は、先週終値の82.03円とほぼ同水準の82.12円で寄り付きました。

9月30日(土)に発表された中国の経済指標は、PMI製造業・財新製造業PMIともに事前予想より弱い数字でしたが、この日はオーストラリア、中国、香港が休場だったため、為替に直接的な影響はありませんでした。

そのままアジア時間は全般に動意薄の展開となりますが、米ドル円が堅調だったため、豪ドル円もややつれ高でNY時間には82.40円付近までは上げるものの、その後も方向性なく82.27円で引けました。

豪ドル円(10月1日)

2日(火)日は、13:30のRBA政策金利発表を控えて、東京時間朝からやや調整の売り買いが入りますが、82.30円付近横ばいのまま発表を迎えました。

RBA政策金利は事前予想通り1.50%の据置きで、発表直後の初期反応として、豪ドルが買われて豪ドル円も82.45円までは上昇しますが、声明文からは利上げ観測が遠ざかり、14時台から18時台にかけて急落し、一時81.36円の安値をつけます。

その後はロンドンフィクスに向けて81.87円までは買い戻されますが、再度反落します。

この日の終値81.67円。

豪ドル円(10月2日)

3日(水)に発表された豪住宅許可件数は、前月比事前予想の+1.0%を大きく下回る-9.4%だったことから81.32円まで下落しますが、その後はイタリアに関する「財政赤字の目標を対GDP比で2%を目指す」という報道でユーロが上昇したことなどを受けて、81.90円まで買い戻されます。

しかしその後は東京、欧州時間を通して売られ、81.31円まで下落。

NY時間には米ドル円が114円台に乗せる急騰となったため、豪ドル円も一瞬つれ高となりますが、その後は豪ドル米ドル下落に引っ張られて下落に転じます。

この日の終値81.33円。

豪ドル円(10月3日)

4日(木)も東京時間、欧州時間を通して特段の材料がない中で、豪ドル円は豪ドル米ドル主導でズルズルと下落を続けます。

先週までロングで構えていたポジションが断続的に投げられる中、NY時間には堅調だった米国株が、ダウで一時350米ドル超など大幅下落で米ドル円が114円割れとなり、豪ドル円はつれ安で下落、2時台には一時80.36円をつけてやや反発しますが、買いは続かず80.57円で引けます。

豪ドル円(10月4日)

5日(金)は、各通貨とも東京時間から夜の雇用統計を睨んだポジション調整が続きますが、豪ドル円は10時の東京仲値に向けて80.75円までは上昇、しかし、その後は10:30発表の豪小売売上高が若干強い数字だったものの下落し、16時台には80.27円と80円割れが明確に意識されるようになります。

欧州時間で80.66円までは買い戻されますが、米雇用統計で下落、1時台には、終値で9月12日以来となる一時80円割れとなります。

80円割れには買いが並んでいたようで、80円台に押し戻されますが、戻りの勢いは鈍く80.25円までが精一杯。

なんとか80円割れだけはまぬがれ、80.10円での週引けとなりました。

豪ドル円(10月5日)

ループイフダン豪ドル円B80の成績

新規6回、利食い1回

ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。

1日(月)こそやや上昇したので1回は利食いできましたが、その後は日足4連続陰線で、新規建てばかりの稼働となっています。

ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

10/1〜10/5
1.5万通貨

(5千通貨×3)
4,000円90円4,090円
ループイフダン数量売買利益スワップ決済利益
豪ドル円B80

年初来
1.5万通貨

(5千通貨×3)
323,461円13,184円336,645円

来週の動き

豪・米・日とも重要度の高い指標なし

豪RBA政策金利、米雇用統計など重要指標目白押しだった今週から一転、来週は、経済指標に関しては、米CPIとミシガン大学消費者信頼感指数がやや注目が高いほかは、比較的静かな週となりそうです。

先月24日に米国の追加関税が発動した後ということで、12日(金)の中国貿易収支はやや注目されますが、すでにマーケットにかなり織り込まれているので、事前予想(1798億元)からそこまで大きく乖離がないかぎり、影響は限定的と思われます。

このほか、11日にはエリスRBA総裁補佐の講演、12日(金)にはRBAの金融安定化報告が予定されており、家計に対するRBAの姿勢に変化がないかは、一応注意の必要があります。

  • 9日(火)…豪NAB企業景況感指数
  • 10日(水)…豪Westpac消費者信頼感指数/米MBA住宅ローン申請指数/米生産者物価指数/米卸売在庫
  • 11日(木)…米新規失業保険申請件数/米消費者物価指数
  • 12日(金)…米週間石油在庫/中貿易収支/豪住宅ローン許可件数/米輸入物価指数/米ミシガン大学消費者信頼感指数

8日は米国休場

8日(月)は米国がColumbus Dayで休場です。

ダウが3日の最高値更新の後、2日連続で大幅下落となったまま週末を迎えており、東京は気弱さを引きずったままの週明けとなりそうです。

NY時間はいつもより商いが薄くなりますので、急な相場変動には、念のため備えておきたいところです。

ループイフダン米ドル円B15

米ドル円年初来高値更新と反落で含み損増

先週まで堅調だったループイフダン米ドル円B15ですが、今週は米ドル円の高値更新で売買利益を伸ばしたものの、その後の下落にともない、やや含み損が膨らんでいます。

米ドル円ループイフダン稼働環境
  • 8月10日から稼働
  • 「ループイフダンUSD/JPYB15」1本1,000通貨
集計日利食い回数為替利益スワップ売買利益含み損益
10月6日129回18,636円1,086円19,722円▲2,538円
9月29日113回16,431円1,029円17,460円44円

数字だけを見ると「先週ループイフダンを止めておけばよかった」ということになりますが、4日の高値(114.54円)から見てレンジの範囲内での値動きと判断しており、ファンダメンタルズ的にも底割れするような場面でもないと思いますので、このまま稼働を継続したいと思います。

アイネット証券のウェブサイトでは、米ドル円のほかにも値幅の狭いループイフダンの成績を確認できるランキングを公開しているので(引き続きユーロ円が好調のようです)、見てみるだけでも参考になると思います。

豪ドル円巻き返しの願いも虚しく、さらなる下落リスクを抱えたままの週末となってしまいましたが、80円のサポートは意外と硬そうなので、80.0〜82.48円(9月26日高値)のレンジなんていうシナリオでも、ループイフダン的には悪くないと思っています。

何がどうなったら豪ドル円が年初の89円台まで戻るかなんて、今となっては想像もつきませんよね。

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ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。