ループイフダン豪ドル円B80
豪ドル円日足チャート(一目均衡表も表示)と、私の豪ドル円B80ループイフダン取引履歴(緑=新規、ピンク=決済)です。
豪ドル円B80の今週は、新規5lot×3、決済(利食い)5lot×4、という結果になりました(私は豪ドル円B80ループイフダンを1本5,000通貨で、若干稼働開始値幅をずらして2本運用しています)。
今週の豪ドル円は、高値84.51円、安値82.57円とかなりボラタイルな値動きとなりましたが、ループイフダンにとっては、悪くない値動きとなりました。
豪ドル円は、6日(水)までは揉み合いながらも上昇していたのですが、7日(木)・8日(金)で大きく下落し、8日には日足一目均衡表の基準線・転換線を下抜けて雲の上限を目指して82.57円まで下落しましたが、かろうじてサポートされた形です。
現在は、クロス円でも一目均衡表がけっこう参考になるようです。
ループイフダン豪ドル円B80年初来利益
ループイフダン豪ドル円B80の今週(上)年初来(下)成績は、下記のとおりです。
やはり、週に4回の利食いがあると、トレードしている手応えがあります。
ループイフダン | 数量 | 売買利益 | スワップ | 決済利益 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80 6/4〜6/9 | 1万通貨 (5千通貨×2) | 16,000円 | 857円 | 16,857円 |
ループイフダン | 数量 | 売買利益 | スワップ | 決済利益 |
---|---|---|---|---|
豪ドル円B80 年初来 | 1万通貨 (5千通貨×2) | 155,438円 | 8813,円 | 164,251円 |
米ドル円と豪ドル米ドル
豪ドル円は、米ドル円と豪ドル米ドルをかけ合わせた合成通貨ペアです(クロス円)。
ということで、今週も豪ドル米ドルのチャートを見てみたいと思います。
米ドル円と豪ドル米ドルのそれぞれ日足チャート(一目均衡表)です。
先週はイタリア政治懸念一色という感じでしたが、今週はほぼ話題にもなっていません。かわりに今日からのG7と、来週の米朝首脳会談、FOMC、ECB理事会というイベントへの警戒や期待という思惑が交錯した値動きといったところでした。
米ドル円は、108.80円で週の寄りとなり、序盤は110円を目指す勢いだったのですが、やはり110円台に乗せると上値が重く、上値追いに苦心しているところに、トランプ大統領が米朝首脳会談について時折頑なな姿勢を見せたり、G7を前に貿易戦争懸念を再燃させるような発言をしたりで、なかなか110円台が定着しません。
8日(金)の下落も、日足一目均衡表の転換線で辛うじてサポートされたようですが、この水準がそこまで強いサポートとは思えないので、来週のイベント次第では、一気に下抜けてまた雲を目指す、という展開もあり得そうです。
豪ドル米ドルは、一目均衡表雲の中での動き、8日の引けは、雲の下限でサポートされた形です。チャートを素直に見れば、20日くらいまでは雲の中でのレンジが続きそうです。
米ドル円長期チャート
米ドル円を週足・月足チャートで見ると、これまでゆるやかな上昇トレンドの中にいましたが、とくに週足チャートは、一旦上昇が終わってもおかしくない形です。
また、イタリア政治懸念で売られたユーロが今後も買い戻されていくと考えると、米ドルインデックスは下落しそうですし、そうなると米ドルに合わせて円がいかに売られるかという要素が絡んできますので、なかなか読みにくいところではあります。
しかし、先週・今週の米ドル円の値動きを見ると、クロス円、とくにユーロ円に連れる場面が多いようなので、ユーロが買われるかぎりは、米ドル円もそこまで下落しないだろうという見通しも成り立ちます。
とにかくまずは、来週の大型イベントを通過しないと、今後の方向性が見えにくいところですね。
豪ドル米ドル長期チャート
豪ドル米ドルは、週足は陽線で引け、月足も今のところ陽線です。
今週は、6日(水)発表の豪GDPが強い内容だったことを受けて上昇しましたが、週の後半は勢いを失ってしまいました。
週足のローソクでは、寄りと引けがほぼ同水準となっており、迷いが感じられます。先週、「陰のカラカサ」が出たと書きましたが、トレンドが転換したかどうかは、今週の値動きでは、まだ判断がつきそうもありません。
来週の動き
来週はなんと言っても、おそらく今年最大の政治イベントであろう12日(火)の米朝首脳会談、今週報道されたように、仮にその場で朝鮮戦争終結などという流れになれば、マーケットも一気にリスクオンに傾くのでしょうか。
他には14日(木)未明のFOMC、こちらは利上げということで間違いないでしょう。
そして、同日夜のECB。今週は、ECB関係者やユーロ圏中央銀行関係者から相次いで資産買い入れ終了についての発言が相次いだことから、議事録でこの趣旨が読み取れるかが注目されます。
これらのイベントと比較すると小粒に思えてしまいますが、米国関係で重要指標も目白押しです。
- 12日(火)…消費者物価指数
- 13日(水)…生産者物価指数/週間石油在庫統計
- 14日(木)…新規失業保険申請件数/小売売上高/輸入物価指数
- 15日(金)…ニューヨーク連銀製造業景況指数/鉱工業生産指数/ミシガン大学消費者信頼感指数
もし、12日の米朝首脳会談がマーケットにとってネガティブな材料となれば、神経質になりリスク回避姿勢を強め、その後の指標が弱い場合に過剰反応する、などという流れも十分に考えられますので、注意が必要です。
米国中間選挙が近く、外構実績を求めるトランプ大統領がそこまでおかしな事を言うとは思えないのですが、そこは意外性の人なので、注意するにこしたことはありません。
皆さんもどうぞ、ポジション管理にはお気をつけて。
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