ループイフダンと手動トラリピ、2017年第10週のトレード結果。10日発表の米雇用統計結果についても書いています。

米雇用統計(2月)


10日22:00〜11日1:00までの米ドル円1分足です。米雇用統計の結果は非農業部門雇用者数23.5万人(予想:20.0万人)、失業率4.7%(予想:4.7%)と良好な数字で、ほぼ来週の利上げは間違いないだろうという承認が広がりましたが、やはり織り込み済みだったようで、米ドル円は下落しました。

その後持ち直して全戻しかと思われましたが、直後にロス米商務長官の「貿易については日本の優先度は高い」との発言が報じられ、これに米ドル円が大きく反応。約50pipsほど下げ、114.80円付近まで下落しました。やや米ドルが買い戻されたものの、全体としては下落基調が拭えず11日朝の終値は114.77円。115円台は前回の1月27日同様、たった1日で終わってしまいました。そこまで大きなマイナス材料とも思えないので、来週はFOMCを前に、序盤から115円台を固めにいく展開になるのではないかと思います。

今週のループイフダン

まずは結果です

仕掛け今週利食い回数今週確定損益(円)割合(%)3月累計確定損益(円)
豪ドル円B40 1lot31,2208.852,450
米ドル円B50 1lot31,58011.463,660
米ドル円B50 2lot33,17022.997,330
米ドル円B15 1lot294,25025.898,720
米ドル円S15 1lot243,57025.897,470
合計6213,79029,630
雇用統計とFOMCを前の様子見で、とにかく小幅レンジが長時間(長期間)続くという印象しか残らない1週間でした。ループイフダン米ドル円B15/S15の両建てでもこの程度の結果ですから、これがなかったら本当にお寒い状態でした。先週まで下値を試した米ドル円は、111円付近のサポートがかなり硬そうという判断で良いかと思いますし、上値もFOMCをこなして、せいぜい116円をやや超えるかという水準かと思います。この5〜6円幅程度であればB15/S15両建てでも十分にリスク管理できますし、今週のように、イベントを睨んだ小幅値動きの様子見ムード期間が徐々に長くなっていることを考えれば、しばらくはこの仕掛けを維持するのがベターな戦術と判断しています。
とはいえ、ループイフダンは基本的にほったらかしですから、1週間で1万3790円の利益を上げても「低調」という私の感覚のほうに問題がありそうな気もします。

米ドル円の1週間


6日〜11日の米ドル円1時間足です。1週間で見るとそれなりに騰落があるのですが、ループイフダンB15/S15すら利食いできない小幅レンジの値動きが長時間続く場面が多かったため、低調な結果となりました。10日の雇用統計もそれほど大きな材料とならず、やはり来週のFOMC待ちなのかな、という印象です。イベント前の調整も、もう少し動いてくれるといいんですけどね。

豪ドル円の1週間


6日〜11日の豪ドル円1時間足です。折からのオセアニア通貨売りを受けて、8日に一時86円を割り込みましたが、後半は米ドル円に引っ張られてかなり戻しました。この値動きを見ると、ループイフダンの豪ドル円B20を動かしてみるというのもおもしろそうです。米ドル円に比べて、ユーロや豪ドルはよく動いていますからね。このあたりはリスクとトレードオフになりますから、米ドル円の低調があまりに続くようであれば検討したいと思います。

ループイフダンの確定利益累計が30万円を超えました

トラリピからの引越し。アイネット証券のループイフダンで豪ドル運用をはじめました。

2016-10-13
昨年10月に30万円程度からほそぼそと始めたループイフダンですが、今週で確定利益の累計が30万円を超えました

資金や仕掛け数を増やして本格的に取り組んだのは昨年12月以降ですから、実際には4か月弱でこの利益が得られたことになります。これにより、単純に資金を2倍程度(200〜250万円)にすれば、普通に生活費くらいは稼ぎ出せそうという手応えは得られました。

ループイフダンの運用は、ブログを読んでいただくと、ともするとけっこういろいろチェックして大変そうに思われるかもしれませんが、結果論で言えば、ほったらかしでも全然OKだったので、実質何もしていないのと同じです。以前はリピート発注なんて興味がなかったのですが、あらためて「もっと早く始めておけばよかった」と反省しきりです。

豪ドル米ドル手動トラリピ

仕掛け今週利食い回数今週確定損益(円)3月累計確定損益(円)
豪ドル米ドル50 1.5lot000
豪ドル米ドル手動トラリピ(先月から1本1,000→1,500通貨に変更)は、今週も残念ながら利食いゼロでした。

6日〜11日の豪ドル米ドル1時間足です。豪ドルはずいぶん売り込まれましたが、9日夜のユーロ・米ドル買いという、格好の売り場面でも売られ方が限定的だったことから、一旦底を打ったと判断するのが妥当かと思います。

手動トラリピにとっては、一旦値が下がることは決して悪いことではなく、利食いこそなかったものの、ナンピンで3本目のポジションを建てたのは過去最大です。豪ドル買い戻しで一気に利食いしてくれれば、まだ十分期待できる仕掛けだと思っています。もちろん、この仕掛けの真価が発揮されるのは、本格的に米ドルが下がり始める場面ではありますが。

豪ドル米ドルペアで「手動トラリピ」はじめました。この通貨ペアを選んだ理由や、発注の管理方法など。

2017-01-10

▼手動トラリピで利用中!▼

くりっく株365

ようやくFTSE100を買いました

先週のトランプ大統領議会演説後の株高で全てのポジションを利確してしまったくりっく株365ですが、その後も比較的堅調な値動きでポジションを建て直せずにいました。FTSE100は今月から5月の配当のために早く買わなければという焦りもあったのですが、ようやく9日にやや調整という場面で7,300まで下がったので、小さめに買っておきました。と思ったら10日にけっこう上がったので、利食いしたくなる気持ちをぐっとこらえて、何とかホールドしています。15日が1,032円/枚の権利付最終日なので、もう少し買い増ししたいところです。

3月の好調は続きます

先週は約15万円と出来過ぎな結果でしたが、今週も日経225売りトレードだけで3万円くらいは取れていますので、まずまずの結果ではないかと思います。日経225も意外と底が硬く下がらないので、小刻みに利確するようにはしています。今週のように米ドル円が急騰する場面にはほぼ日経225株価も連動しますので、来週のFOMC近辺は、ちょっと日経225ショートは入りにくいのではないかと思っています。かといってロングだとどう考えても高値掴みになりますから、一旦お休みする、というのも選択肢としてはアリかと思います。

商品3/6〜3/103/13〜3/17
日経22543,31044,460
NYダウ27,55026,530
FTSE10012,02012,090
DAX25,53025,630
来週は、NYダウ以外の証拠金が上がります。日経225が1,000円以上と大きいですね。FTSE100は70円の上げですから、資金の運用効率にはほぼ影響がないと思われます。

夜中の串あげ

急に揚げ物が食べたくなるときがあります。部屋が油くさくなるので普段は揚げ物をしないのですが、食べたいときは仕方ありません。専用の電気フライヤーも持っているので、夜中に冷蔵庫を漁って材料を集めると、それなりにできてしまうものです。今回、一番おいしかったのは、プチトマトでした。薬味は塩とゆず胡椒が絶妙に合います。

週末は全国的に高気圧に覆われて、おだやかな天気になるようですから、ちょっと足をのばして、季節の素材なんかを調達してこようかと思っています。野菜を素揚げにしても美味しそうですよね。そういえば札幌に、素揚げにした野菜をスープカレーに入れて食べるお店もありました。(スープカリーSuageプラス)自宅でも試してみたいと思います。

今週も当ブログにお付き合いいただきありがとうございました。それでは皆さん、良い週末を!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

ABOUTこの記事をかいた人

FXと節約を組み合わせた記事を書いています。 元会社員、元会社経営者にして元浪費家。現在はフリーランスで生計を立てています。もっと早くお金の正体に気づいておけばよかったな〜などと後悔しながらも、あとの祭り的人生をそれなりに楽しんでいます。